【不思議】眠っている狐のぬいぐるみの目が開く?!

さて我が家には白い狐の置物が置いている。
写真の子なんだけれど、Amazonで購入した子。

この子はガラスケースの中に置いてあるんだけれど、この子について不思議な目撃談が多い。

目撃談1 ぬいぐるみの目が開いていた

さくらが朝何気なく、狐さんのぬいぐるみに目をやると・・・・。
 目が開いていて、目が遭ったそう。
「あ。やばっ」
 と顔をした狐ちゃん。
 すぐに目をそらして目を閉じたそうな。

目撃談2 尻尾がモフっと動いた

 フルーレティのいつも座っている近くにこのぬいぐるみは置いてあるんだけれど・・・。
 フルーレティの視界の端で、尻尾をばさっと上下に振って態勢を治したのを見たとか。
 彼は
「動いたっ!尻尾動いた~」
と力説。

我が家にはフルーレティ(魅月)に一目ぼれしてついてきたお狐ちゃんがいる。
このお狐ちゃんは8尾のふさふさ尻尾の白狐。
 
 この狐のぬいぐるみは僕が家にいる狐さんを
「旅行行くとき連れて行ってあげようかな」
と旅行の時の依り代として購入した物。
 でも本狐ちゃんは家にいるのが好きなようなので、連れて行くのはあきらめました。
 家にはネコがたくさんいるので、この子たちと遊んでいる方がいい様子。

 人形が動いた。

 と言う話はたくさんありますよね。
 うちの子は別に呪いの人形というわけではないのですが。
 押しかけお稲荷さんなので悪いことはしないんです。
 
 人形をかわいがりすぎると魂が入ってしまうといいますが、我が家は結構放置気味。
 
 お稲荷さんもちゃんと祀ってあげればいいのでしょうが・・・・。
 ごめんね。
 何かを祀ることはできないの。業と言うか因縁で。

【地獄へのシグナル】解呪を拒否する神社の反応とは

 さくらは、解呪巫女であります。
 万物の呪いを解き、神を開放昇華する。
 消えゆく神を食らい、自分の中に返す。
 本人は水と親和性が強く、川や湖がどの方向にあるか言い当てるという特技があったりします。
 とある恐ろしき祟り神のいる神社の巫女として、仕事をしている我が娘さくら。
 
 そんな彼女が一番最初その祟り神の神社に行った時のお話。
 彼女の同級生であるA子ちゃん。
 とあることでAuel皇子を激怒させ、皇子に障りをもらっちゃいました。
 呪いではなく、「祟り」です。
 皇子の祟りは相当に強く、「イタイイタイ病」のような病状になったそうですが、化学医学的原因は不明。
「殺しはしない。寿命までは」
と言う一番たちの悪い祟りです。
 医学的には健康なのに立っているだけで足の骨が折れ、何かを持つと手の骨が折れ。
 次第に寝たきりになっていくA子ちゃん。
 さくらは自分の力を開花させる前でしたが、さくらの霊感が強いことを知っていたA子ちゃんはさくらに解呪を頼みます。
 でもさくらは
「無理」
としか言いようがなく。実際、彼女では祟りを解くことは無理ですし。

 両親が霊能者を雇ったそうですが、その霊能者は亡くなったそうです。
 いよいよ、打つ手がなくなった時にA子ちゃんの両親が見つけたのが呪いを解くことで有名なとある祟り神の神社。
 頼まれてついて行ったさくらと、A子ちゃん、両親が境内にはいろうとしたとき。
 境内の木々が風もないのに、ざわざわと揺れて周囲の空気がさっと変わったとか。
 風景はかわっていないのに、大気に怒りが満ちたというか・・・。
 皆が鳥居をくぐろうとした寸前。そこの神社の宮司さんが必死で走ってきて、
「入らないで!帰ってください!その子の祟りはここでは解けません。あまりに強いものに祟られている。ここの神様が荒ぶるので帰ってください!」
と追い出されたとか。
 最強クラスの呪物を引き受けると有名で、お金持ちの人が恨みを買ったり、代々伝わる呪物を持ってくるような神社なのですが。
 さくらも帰ろうとすると、
「君は神の御霊を鎮める強い力を持っている。手伝ってほしい」
と宮司さんに言われたとか。
 それから彼女の解呪巫女としての修行と仕事が始まったそうです。
 彼女が中学校の頃のお話。

 皇子に
「どうやったら解ける?」
と聞いたら
「心から後悔し反省して祈れば、祈りはきかれる」
と。

 祈りは聞かれる

 聖書に出てきますね。
 今の神がどうあれ、理のかけらは必ずある。
 それを正しく理解しているかはともかくとして。神の代弁者を名乗るものが言っていることが真実かは、神にしかわからない。

「なぜ皇子の祟りで、祟り神さんが荒ぶるの?」
「格上の神の祟りを勝手に解くことはできない。人間だって「勅命」を役人が勝手に止めたりできないのと同じ。そして役人は勅命を守ろうとするだろ?」
と。
「俺の祟りを解くのは簡単なことだよ。心から反省し、心を入れ替えて神に祈れば聞かれるのだから。人間ってお得だよね。」

 その神社の神様が解くことができない呪いや祟りを持つ者が境内に入ると、一斉に木々がざわめく。
 と言うのを、動画で見て
「やっぱりそうなんだ」
と思った次第です。
 さくらにきいたら
「うん。そうですけど?」
と言われてしまった。
 まあ彼女の体験をもとにして小説を書こうとは思ってますけど・・・。
 実話じゃないですよ~創作でね♡僕が見えるものは書きますけど・・・創作だもの♡
 
 あなたが神社に行ったとき、風もないのに木々がざわめいたらすぐに帰った方がよいのかもしれません。

【都市伝説】くねくねの正体とは?

 我が家で一番『霊感』の強いさくら。
 
 彼女が見たくねくねの話でも。
 
 彼女は霊感が強い。彼女の伯祖母(父方)と彼女の伯母(僕の妹)は霊感先行。
 彼女の1/4は沖縄。1/2は高知。
 どちらも土着信仰のある土地。
 そんな彼女は媒体としての力が強い。 
 そして日本の国つ神に深いかかわりを持っている。

 そんな彼女が高校からの帰り道に見たというくねくね。
 それは逢魔が時で、魔が騒ぎ始めるという時間だったそうな。
 ぽてぼて彼女が歩いていると、後ろから気配が。
(誰か来たかな)
と道を譲ろうと止まってそちらを見ると・・・!
 
 真っ白な人影がくねくねとこちらに歩いてくる・・・!
 興味津々でさくらがみていると、それは白いシャツを脱ごうしているのかバンザイして顔の部分はシャツの中におさまっている人型の物。
 絵具で塗ったような真っ白な手足。
 それがくねくねと歩いている。
(シャツ・・・脱ぐの?脱がんの?どっちなんじゃーい?!)
と見つめていると、くねくねとシャツを腕の間に通して頭は隠したままさくらを追い越し、ふっと消えてしまった。

 そんな話を離してくれたので
「その人影、白くてくねくねしてるって、くねくねじゃないの?」
と言ったら、さくら妹が
「くねくね見たら頭おかしくなるんだよ」
と一言。・・・「人間が見たら」おかしくなるのかもしれん。さくらもはや人間じゃねーし( ´艸`)
 
 くねくねって
「シャツを脱ごうとしながら、くねくねウォーキングをしてるだけの幽霊」
なの?
 くねくねの正体見たりウォーカー?

 謎な幽霊でした。
 さくらは大笑いしてたけどね^^

 

【怪談】線路に飛び込む人を包む黒い靄を見た

今日さくらが使った路線で、人身事故があったという。
最近やたら人身事故が増えた路線である。

さくらがTwitterをしていると、Twitterにその人身事故の犠牲者が飛び込む瞬間の写真が出ていた。
「これ飛び込む瞬間の写真上がってたよ。」
とTwitterのリンクを送ってくれたさくら。

電車をバックに今にも飛び込もうとする黒いコートと茶色い帽子をかぶった女性がうつっている。
足が浮いていて、次の瞬間には電車の前に飛び出しているのが容易に想像できる。
この女性の人生最後の写真。

その女性を包み込むように黒い靄が取り巻いている。
その靄は頭を中心に足にかけて薄くなっている。それでも全身を覆っている。
写真には写っていない。肉眼には見えない。でも確かに靄は存在している。
「この女性、黒い靄に覆われてるね」
とさくらにメッセージを送ると、
「同じもの見てた」
と。
彼女の力は霊媒、触媒。でも見る力は家族随一。

僕の中にとある本の内容がよみがえってきた。

「飛び込み自殺をする人は黒い靄に包まれている」

というお話。

現役鉄道員“幽霊”報告書幽霊が出る駅、路線……教えます!という本を執筆した鉄道員の男性が

線路に飛び込んで死ぬ人は黒い靄に包まれている

と書いていた。
実際に黒い靄をまとった人を何度も飛び込み自殺から救ったそうだ。

事故寸前の女性の写真には、目には見えないけれど確実に黒い靄がうつっていたのだ。

靄は『自殺する人から湧いてくる』わけではなさそう。
それ自体が何か悪いモノのように見えた。

同じものが見える人がいる。というのは安心感とともに
「あれは自分だけの幻覚ではなかった」
ということになってしまって、少し凹んでしまう。

あなたがもし黒い靄に包まれている人を見たら、そっと離れた方がいいのかもしれない。
その黒い靄に意思があるとしたら、あなたに標的を変えないとは限らないのだから。

現役鉄道員“幽霊”報告書幽霊が出る駅、路線……教えます!【電子書籍】[ 氷川正 ]

【怪談】とあるビジネスホテル


 よくあるけれど、実際に経験を聞くと怖いビジネスホテルの怪。

 彼、魅月は全国を飛び回る仕事をしている。
 海外に出ることもあるのだが、これは国内での話。
 同じホテルチェーンを使うことが多いのですが、その日はいつものチェーン店ではないホテル。
 魅月は部屋に入ると、変な違和感を・・・
 特に感じることもなかったそう。
 いつもと同じ感覚で、買ってきた夕食を食べて、シャワーを浴びてベッドに入って動画を見ていたとか。
 
 明かりを消してしばらくすると、

 ボソボソ ボソボソ

 と人の話し声がするのだそうです。
 異様に耳が良い彼は、その声が壁の方から聞こえることに気が付きました。
 ベッドの頭のほうの壁からそれは聞こえてくるのだとか。

 確かに人の声ではあるのですが、何を話しているのかはわからない。

(どれだけ壁が薄いんだよ)
 隣の部屋の話し声が聞こえるなんて、悪名高きウィークリーマンションか?と思いつつ布団をかぶったそうです。
 布団をかぶっていても、相変わらず
 ボソボソ ボソボソ
 と耳につく話し声が続いています。
 そこで彼は
「あれ?」
と。
 布団をかぶっても聞こえる隣室の声ってどれだけうるさいのか?
 それに布団をかぶっていても、かぶっていなくても、同じ大きさで聞こえる声は物理的におかしい。
 と気が付いた彼は、あることに気が付いて机の上にあったホテルの見取り図を確認。
 ホテルには「禁止事項」「サービス」「避難経路」の案内が置いてある。
 避難経路で自分の部屋を調べる。机の上に置いた腕時計は1時27分を表示している。

 ・・・ない。

 そう。そのボソボソ声がする方には部屋がなかった。
 非常階段があるようなので、彼は非常階段に誰かいて話しているんだと理解。
「こんな夜中に何を話しているんだろう」
 とは思ったものの、動画を流しボソボソ声をかき消しながら就寝。
 
 朝、ご飯を食べるためにレストランに行こうとしてふと非常階段のほうを見た。
 カギはプラスチックのカバーに包まれていて、非常時に叩き壊すもの。
 一階からこの階(6階)まで非常階段で登ってきてあんな大声で話していたのか?
 
 とそんな話を出張のお土産を渡しながら話してくれた魅月。
 
 非常階段で隣の部屋に聞こえるほどの大声で非常階段で話していたものは何だったのか。
 壁から聞こえていると思っていたボソボソ声。
 この話を魅月に聞いて、僕はふと思いました。

 そのボソボソ声はもしかしたら部屋の中で話していたのかもと。
 部屋は何の気配もしなかった。と彼は言っていましたが、すべての霊をキャッチしているわけでもありません。
 そんなことをしたら気がくるってしまう。
 悪意のある霊ならともかく、悪意のない霊ならキャッチできなくてもしかたない。
 ボソボソ声は実は室内で聞こえていたから、布団をかぶっても聞こえていたのか・・・
 はたまたボソボソ声は直接頭の中に響いていたのか。

 その場にいたわけではないし時間がたっているので、視てもよくわからない。
 
 本人は怖くはなくて不思議だったみたいだけれど、聞く方はちょっと怖い。
 そんなお話でした

 まんがで読む四谷怪談・雨月物語 学研まんが日本の古典 / 学研教育出版 【全集・双書】
 

【心霊】迷い道~神隠しになりかけたお話。

 これは私の娘であるさくらには馴染の神社があります。

 彼女は八百万の神々ではなく、国つ神の系譜の魂を持っているようす。

 そんな彼女が馴染の神社から帰ってこようとした時のお話です。

 馴染の神社は龍の祟り神を祀る神社で、地図にも載っていないそんな神社だそうです。

 それは山の中にあるけれど、近くにはすぐ道路もあって迷うような要素は一つもなくて。

 下界と神社を隔てるのは小さな森で、この森の中にひっそりとその神社は存在しているそうです。

 とても強い祟り神ながら強い根宜さんにより、落ち着いているとのこと。

 

 さくらは龍と非常に相性がいいのです。

 彼女の特技は 「川が近くにあると気配でわかる」 というもの。水の気配を察知することができるようです。

 そして神をなだめる才能があるらしく、たまに神社を手伝っているそうです。

 

 そんな彼女が神社の帰りに巻き込まれた不思議な現象の話をしてくれました。

 その日神社から帰ろうと、アスファルトの道を歩いていました。

 時刻は朝7時ほど。

 神社の朝は早いのです。 家から行きは歩いてきたので、さすがに電車に乗ろうと駅まで歩き始めると・・・。

 いつも通る道で絶対に迷うはずなんてないのに。

 なのに、周囲が急にうっそうとした森に。 歩いても歩いても、いつもの道が見えない。

 笑い話に田舎と呼ばれるとはいえ、ここは東京市部。

 30秒あるけば、絶対に人家がある場所です。 なのに、全く家さえ見当たらなかったそうです。

 ただ森がうっそうと続くだけ。

「・・・このままだったら神隠しに会う」

ととっさに思ったさくら。 足早に森の中を歩き始めたそうです。

「白蛇様」 といつも行く神社の神様に呼びかけながら。

 なんとかそのありえないはずの森を抜けて、ため息をつき後ろを振り返ると。

 いつも通る道が伸びているばかり。

 あの森は存在するはずのない道が神社に向かって伸びていたそうです。

 民家もいつものように存在していたいつもの道だったと。

 

 あの森は何だったのか。 朝の明るい時間に自分はどこに迷い込みそうになったのか。

 ただ 「あのまま森にいたら永遠に出られなくなっていた」 という感覚だけは強く恐怖とともに刻み付けられたそうです。

 その後、何度同じ道を通ってもその森にたどり着くことは無くなったということです。

【心霊】水は記憶を保存する?池に映る風景-遊園地編-

これは20年ほど前のお話。

私は当時結婚したばかりで奈良に引っ越しました。

奈良というのはとても古い土地なので、それなりに恐ろしい土地ではあるのですが今回は恐ろしいというより少し寂しいお話です。

 

私が奈良に住み始めた頃、とある駅を通りました。

近くに池があって、その周囲はたくさんの木が植わっていて散策している人もたくさんいました。

車から見える池を見ていた私が、運転している旦那に聞きました。

旦那は6才から20才まで奈良県で育ったのです。

「ここって遊園地があった?池にスワンボート数艘とボートが数艇浮かぶのが見えるよ?」

「ああ。ここ遊園地だったからねー」

「水が覚えてるんだね。一番人がたくさん来園した時の雰囲気が残ってるね」

水は残留思念をとても残しやすいようです。

ファイナルファンタジーⅩでスフィアという水を媒体にした映像記憶装置がありましたが、水は実際そんな感じの性質を持っています。

土地も残留思念が残りますが、池や川があるとその残留思念が強く残るようです。

今はない遊具が子供や大人であふれて、みんなが楽しく遊んでいた時代を懐かしんでいるかのように再生し続けている池。

スワンボートやボートの上では、親子で楽しんでいたり恋人同士が恋を語っていたり。

 

それをはっきり見たのは初めての経験でした。

もう遊園地の面影は何もなかったのですが、楽し気な水面の風景が私にとっては切なく寂しかったんです。

 

水は媒体になります。

記憶の媒体。そして呪いや解呪の媒体。

いろいろなオカルト的な力の媒体に使えるのが、水のようです。

水にまつわるこわいはなしって多いですよね。

三途の『川』も水ですし、何か関連性があるのかな・・・。

今はどうなっているのかわかりません。

私は今は東京に住んでいるので。ただ。あの場所の記憶が楽しいものに塗り替えられるように祈っています

【心霊】桜とともに目覚める哀しき死霊たち

これは実母の体験したお話の一つです。

先にお話しした鏡川は、第二次世界大戦時に行われた高知大空襲でたくさんの死者が出た場所でもあります。

高知には武器製造所があり、広島に投下された原子爆弾は

「高知と広島の湾の形が似ていて、曇り空だったからまちがえた」

という都市伝説のようなものが語られるほど、狙われやすい土地でした。

本州とは離れていたこと。海から輸送に便利だったこと。

とにかく高知は大空襲で焼け野原になりました。

そんな戦争から70年以上が経ち、母は鏡川の堤防を自転車で走っていました。

祖母の病院から帰るところで、

「土手は桜がきれいだな」

とのんきなことを考えつつ、家路を急いでいました。

たくさんの桜が咲く中を走っていると、急に肩が重くなり吐き気がしたそうです。

母は霊媒体質。霊を寄せ付け、そして霊によって具合が悪くなったり憑依されるタイプです。

「やばい」

母は自転車を降りました。

と、目の前が真っ赤になりました。

真っ赤な火が土手を焼き、黒く焦げた人たちが次々と川に入っていきます。

川は黒く焦げた人。皮が剥げて赤向けになった人。ぼろきれのような皮に埋め尽くされていました。

「熱い」「熱い」

怨嗟のような声が空気を震わせて、鼻腔には肉の焼けた臭いが漂ってきたそうです。

ガンガンと頭の中に鐘のような頭痛が鳴り響き、母は吐きそうになって道にうずくまったそうです。

人がうずくまっていたら、声をかけるような県民性なのに不思議と誰も声をかけてきません。

桜の美しい季節なのに、土手に誰もいなかったのです。

母は自転車を倒して、その場に頭を抱えてうずくまったそうです。

「熱い」

「助けて」

「死ぬのはいやだ」

怨嗟の声が聞こえなくなるまで、母は目をぎゅっと閉じて耳をふさいでいました。

焦げた匂いと怨嗟の声が聞こえなくなって、母はほっとして立ち上がりました。

自転車を起こして立ち去ろうとしたときに、母はあるものに気が付きました。

慰霊碑

あの空襲で亡くなった人たちの慰霊のための記念碑でした。

空襲があったのは7月なのになぜ母は彼らを見たのかはわかりません。

私は幼いころから

「鏡川は恐ろしい場所だから気をつけねばならない。

お盆や彼岸などには絶対に近寄ってはならない」

と教えられていました。

普段は水も美しく、夏は泳ぐのに最適なのですが・・・。

母はその慰霊碑を見て呆然としたそうです。

それ以来ニ度とその道を通ることは無くなったとか。

桜というのはただの花というには少し不思議な能力を持っているのかもしれませんね

【心霊】カートはどこに行ったのですか?

うちの娘、さくらが体験したお話。

さくらは行きつけのスーパーマーケットに行っていた。
ウロウロしていると、化粧品をじっと見ている茶髪の女性がいた。
その女性はその店のカートを押していて、じっと化粧品を見ていたと。

その日はその店は混雑していて、昨今のマスク騒動でワイワイガヤガヤ。
なのにその女性は喧騒の外側にでもいるかのように静かにたたずんでいた。
髪は肩くらいまで。
その髪が顔にかかり顔はよく見えない。
一瞬のことだ。普段から他人の顔をまじまじと見ることなんてしない。

ただざわざわとした雰囲気の中でその女性は静かな雰囲気をまとった写真のようだった

そして目を離した瞬間、その女性とカートは消えた。
ほんの一瞬、瞬きの間くらいの短い瞬間にその女性は消えてしまった。

不思議なのはその女性の幽霊?が押していたカート。
カートまで消えてしまった。
と、さくらちょっとびっくり。

幽霊というのは、たまに機械や道具と一緒に出てくることがあります。
有名なところでは
「幽霊カー(車)」
とかね。

日本には付喪神なんて言葉があるけれど、物にも魂があって一緒に幽霊としてて出てきてるのかな。
でねもスーパーのカートの幽霊って・・・ん~

女性の幽霊の押していたカートってものが入らないよね。
自分だけじゃいけなかったのかな・・・。

怖くはないけれど、謎の多い幽霊だったようですよ

結局人間が怖い。もしかしたら自分の未来にもある恐怖。

俺がいた田舎町に一人暮らしをしているおばあちゃんがいた。
いた。
というのは最近亡くなったからだ。
このおばあちゃんは自殺したというんだが、俺にはどうしてもその話が腑に落ちない。

自殺したおばあちゃんは

縄は天井に吊るしてあっておばあちゃんの足元には梯子が倒れてた

と、見つけた親戚が証言していたらしいんだ。

おばあちゃんはいつも手押し車を押しながら歩いていた。
足が悪くて、手押し車がないと歩けなかった。
そんなおばあちゃんが
「梁にロープをかけてて椅子を運んできて、椅子の上に登って首を吊る」
おかしくないか?手押し車を押して歩くのがやっとなんだぞ?
足が悪いおばあちゃんがそんなことをできるとは思えない。
しかも最近転んでまた足を悪くしたんだよね。
だからこの際親戚が引き取るかどうか。
という話をしていると聞いていた。

そしてこの『引き取り先』というのが、町でも有名な悪いやつ。
組織とかに入っていないただのDQN。まあ要するにクズだよね。
こいつが発見者の親戚ってやつなんだけれど、
おばあちゃんに正月に金せびりに来るだけの奴が、なんで正月でもないのにばあちゃんの家に行ったんだ?

おばあちゃんを引き取るのを嫌がっていた親戚が、ばあちゃんを殺したんじゃないかな。
と思わずにいられないんだよね。

 

自殺に見せかけて邪魔な人を殺す。古典的だけど多いでしょうね

警察も自殺にしておけば楽だしね。実際『自殺じゃない殺人だ』と検死官が説得した。なんて話も検死官の本に乗ってたね。

不審死でも検死官が足りないからと、検死できない地域も多いそうよ。

地方はそうみたいだね。検死官になる人も少ないだろうし・・・。
犯罪にも『地域格差』はあるんでしょうね。実際は殺されていても、地方だったら事件にならない。みたいな。・・・怖いわね。
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