【前世】異種族転生 海に棲む者

前世、人間ではなかった人は僕の周囲には結構多いです。それを人間たちがどうとるのかはわかりません。ですが彼らは苦しみながらこの世界に存在しています。あなたの隣にいる人は、本当に人間ですか?

人間として生きる違和感に苦しむ女性


人間であることに年々違和感を持ち、それが自分を苦しめると話をした美香(仮)さん。

美香さんは物静かで話し方も落ち着いた女性でした。

初めてお会いした時に

「なんて海な人なんだろう」

と思ったのが最初。

「美香さんって、もしかして海の関係のものに惹かれませんか?」

と聞いてみました。

「好きですよ。真珠や赤い珊瑚とか、貝殻とか。ハワイのデザインが好きで海が好きなんです」

と。

「特に赤い珊瑚には魅了されます」

お話を聞きながら、僕が見たのは大海原を泳ぐ人魚。

(ああ。この人は人魚なんだ・・・。人に転生しちゃったのか)

頭をよぎりました。

「今日のご相談は、私天然石として赤い珊瑚を持っていていいのかなと思って」

「持っていたほうがいいです。失礼ですが美香さんは人間であることが、つらくないですか?」

美香さんは大きな目でじっと僕を見ました。

「人間であることに違和感と言うか・・・たまに戻りたい。と思うけれどどうしていいかわからない。そんな思いありませんか?」

美香さんは顔を伏せました。

「人には言えないけれど、あります。人としての感情が少なくなってきていて、人に同情できなくなってきているんです。自分が人間でないような感覚が年々大きくなってきていて」

最近、【人でない魂】を持っている人たちの間では、年々人間としてのいろいろなものが欠落していく人が増えているようです。

「僕が見たものを正直に言います。あなたをはじめて見たときに海を感じたんです」

前世に人魚だったひと

僕は妖精さんだった人は見たことがあります。

でも人魚さんは初めて。

彼女がどうして人間になったのか。の深淵まではもぐることはしませんでしたが、彼女は人魚として最初の前世に存在していたようです。

浅い明るい海で仲間と戯れているのが見えたんですよね。

あの世界がこの世界なのか、異世界なのかはわかりません。

ただすごく明るい海で楽しく泳いでいたのが、伝わってきたんですよね。

「あなたは人魚だったんじゃないでしょうか。正直に言います。あなたが最初の前世で海にいたのが見えたんです。赤い珊瑚も真珠も海にかかわるすべてのものが、あなたを守るんでしょう。本来のあなたは明るくて無邪気でした。何らかの理由であなたは人間になったんです」

美香さんは寂しげに笑っていました。

「そっか。だからこんなに人と一緒にいても寂しいんですね」

「人でないものはどんなに人間と一緒にいても、心が埋まることはありません。悲しいけれど・・・」

戻る日が近づくほど、人としていろいろなものを失っていく恐怖って本人にしかわからないんですよね。

・・・開き直ったら楽ですけど、中途半端なときが一番つらい。

 

もしかしたら人間である自分と人間じゃない本来の自分の違和感で苦しむ人・・・あなたが思うより多いのかもしれませんよ?

 

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